練習問題(ロスカットレートの算出)
それでは、実際に問題をやってみて、ロスカットの具体的なイメージをつかんでみましょう。以下、3問の練習問題がありますので、カッコ内に数字を入れてみてください。3問とも、同じ趣旨で、ポジションを保有してからどのくらいレートが下がればロスカットになるかという内容です。
《練習問題1》
1米ドル100円のとき、100万円の証拠金で10万ドルを購入。
ロスカットレベルは20%
このときの時価評価額は(@ )円。
これが、1ドル99円になったら含み損は(A )円。時価評価額は(B )円。
これが、1ドル98円になったら含み損は(C )円。時価評価額は(D )円。
100万円の証拠金でロスカットレベルは20%だから、含み損が(E )円に達したらロスカットとなる。
この場合、1ドル(F )円になった時点でロスカット。
このとき手元に残る金額は、(G )円。
※手数料・スプレッド・スワップ等は考慮しない
※ロスカットレベルとは、ロスカットされたときに手元に残る金額の割合を示したもの。ロスカットレベルは20%なら、証拠金100万円に対して、20万円が残る。
⇒Ans.@1000万 A10万 B990万 C20万 D980万 E80万 F92 G20万
★解説:この場合、レバレッジ10倍となる。
ロスカットレベルは20%ということは、証拠金が100万円の場合、80万円以上の含み損が発生したとき、強制決済となる。
だから、1ドル92円まで円高が進めば、ロスカット。
つまり、円高が8円進行すれば、ロスカットとなってしまうのだ。
このとき手元に残る残高は2万円。
★意味:レバレッジ10倍は大きすぎて危険。為替相場の下落に耐え切れない
《練習問題2》
1NZドル70円のとき、50万円の証拠金で3万ドルを購入。
ロスカットレベルは20%。
このときの時価評価額は(@ )円。
これが、1NZドル69円になったら時価評価額は(A )円。含み損は(B )円。
これが、1NZドル60円になったら時価評価額は(C )円。含み損は(D )円。
50万円の証拠金でロスカットになるのは20%だから、含み損が(E )円に達したらロスカットとなる。
この場合、1NZドル(F )円になった時点でロスカット。
このとき手元に残る金額は、(G )円。
※手数料・スプレッド・スワップ等は考慮しない。レートは小数点以下第2位で表記する。
⇒Ans.@210万 A207万 B3万 C180万 D30万 E40万 F56.66 G99800
★解説:実質レバレッジは4.2倍。やはり大きすぎて危険。為替相場が過去最低の1NZドル=40円まで下がった場合、証拠金が含み損に耐え切れず、ロスカットとなる。
回避策は、もっとレバレッジを低くする、またはもっと相場が安いときに買う。
《練習問題3》
1南アフリカランド13円のとき、100万円の証拠金で20万ランドを購入。
ロスカットレベルは20%。
このときの時価評価額は(@ )円。
これが、1ランド12円になったら時価評価額は(A )円。含み損は(B )円。
これが、1ランド11円になったら時価評価額は(C )円。含み損は(D )円。
100万円の証拠金でロスカットになるのは20%だから、含み損が(E )円に達したらロスカットとなる。
この場合、1ランド(F )円になった時点でロスカット。
このとき手元に残る金額は、(G )円。
※手数料・スプレッド・スワップ等は考慮しない。
⇒Ans.@260万 A240万 B20万 C220万 D40万 E80万 F9 G20万
★解説:実質レバレッジは2.6倍。NSL投資法では安全圏内。為替相場が過去最低の1ランド=9.3円まで下がった場合でも、証拠金が含み損に耐え切れるので、この条件でポジションを持つことは可。但し、相場が過去最低を下回り、1ランド9円を割り込んでしまった場合はロスカットされてしまう。
